お客様とのご縁に感謝 謙虚に努力を重ねたい

家づくりはとても繊細な仕事だ。リノベーションも然り。だからホームランドは女性スタッフのきめ細やかな目線、自由な発想をとても大切にしている。
スタッフの中でも、道源さんのキャリアはトップクラス。柔らかな物腰でありながら仕事は早く、現場でもテキパキと指示を出す。もちろん仲間からの信頼も厚い。
「うちの会社を一言で表すならば、人がいい会社。社長をはじめ、みんなお客様が喜んでくださるならば、と知恵を振り絞る。人情味あふれるスタッフばかりで、私が一番現実的かも」と笑う道源さん。キャリアを重ねるほどに感じるのは、お客様からいただいたご縁の尊さだと続ける。
「１本のお電話からお付き合いが始まり、やがてその方からのご紹介で次の仕事につながる。こうして広がっていくご縁が多々あります。ですから、ひとつの案件にどれだけ心を掛けられるかがとても大事なんですね。お客様のご厚意に甘えることなく、常に謙虚に努力しないといけないなと自分に言い聞かせています」。 お客様との対話を通して 自分自身の人生も豊かに 　理想とする空間を創るうえで、最も重要なのは打合せ。道源さんはこの打合せの時間が何より好きだという。
「お客様とのお話を通して、その方が何をお望みなのか、とにかく一所懸命に考える。それが私たちの仕事のすべてと言っていいかもしれません。人の理想とは、一言で言い表せない場合がほとんどですから、１つの答えが出たとしても、本当にそれでいいのか？もっと良いアイデアがあるんじゃないのか？と自問自答を繰り返す努力を惜しまないことが大事。そうしてお客様のイメージを正しく理解できた時の喜びは格別。努力は報われると実感できる瞬間です」。
打合せではお客様の生活スタイルやお悩みなど、プライバシーに関する話題も寄せられる。
「お一人おひとりの人生に心を寄せながら、お客様の想いを家づくりに反映させることも多いんです。お聞きしたエピソードが私自身の人生も豊かにしてくれます」。
人生経験とともに充実していく道源さんの仕事。「ご縁に感謝」の想いはますます深まっている。