自然の優しさが響き合い
安堵感に包まれる場所。

戸建て

ポテンシャルを大切に洗練さと快適性をプラス

Dining:木の柱や珪藻土の白壁から放たれる和の温もりを活かし、リビングとダイニングに重厚感のある自然石を貼った。その石壁に娘さんが手がけたアート作品を掛け、ご夫妻のお気に入りの一角になっている。窓には木製サッシの内窓を取り付け、高気密のあたたかな空間を実現。

Iさんご夫妻がリノベーションを行なうのは今回2度目。初めは4年前に玄関とLDK、トイレ、洗面所に手を加え、広い住空間・明るい光・快適な動線を手に入れた。「私たちがリノベーションをする前に、姉が[ホームランド]にフルリノベを依頼していたんです。その仕上がりがとても素敵で、すぐに担当者の空間デザイナー・道源さんを紹介してもらいました」と奥さま。もともとはご主人が細部にまでこだわり、建築家と作り上げた一軒家。思入れも愛着も深い。[ホームランド]はI邸の造形美に敬意を払い、既存の趣を最大限に活かしながら新しい息吹を吹き込んだ。

格子の天井や小窓は、24年前に家を建てた当時のまま。キッチン&ダイニングと同じく、床は柔らかな雰囲気を奏でるオーク材を使用。

大きな見所は、一体感のある優美なLDK空間だろう。これまでの和のテイストと馴染み、かつ空間の奥行きを感じられる格子扉を導入した。また、リビングとダイニングに自然石の壁と無垢床を取り入れ、全体のトーンを統一。キッチンも明るく便利な構図に変えて、クラフトの器の収納棚を設置。まるで高原に佇む別荘のようなゆとりの空間が完成し、ゆったり穏やかな時間が流れている。
そして最近、2階の子ども部屋をゲストルームとホビールームにするために2度目のリノベーションを実施した。奥さまが長年大切にしてきた絵本を収納できる造作棚をつくり、趣味の洋裁部屋を併設。ますます余生の楽しみが活性化する家へとリニューアル!「次に手を施すならバスルームと寝室かしら。素晴らしい空間を与えてくれたホームランドさんと、これからも長くお付き合いしていきたいです」。

光と風が通る、開放的な住空間へ

天井高に迫る格子扉を2箇所設置。扉を閉めても、視界と自然光が抜けるゆとりのLDKになった。
格子の和モダンな佇まいが印象的。玄関にはご主人作の油絵が飾られ、空間をアーティスティックに彩っている。

私のリノベオーダー「2階にゲストルームと趣味の部屋を設けたい!」

2度目のリノベーションは息子と娘の子ども部屋。それぞれ巣立ったので、ひと部屋はゲスト用のベッドルームに、もうひと部屋は趣味の洋裁部屋にしてもらいました。

施主さんへのQ&A

リノベーションを選んだのはなぜ?

リビングとダイニングを完全に扉で仕切っていたので、ダイニングの暗さや圧迫感が気になっていました。姉宅のリノベーションの完成度に感動したことも大きな決め手でした。

リノベーション情報
  • 設計:株式会社ホームランド
  • 施工:株式会社ホームランド
  • 築年:24年
  • 竣工:2015年、2019年
  • 延床面積:21.945㎡㎡
  • 家族構成:2人(夫妻)
  • 設計期間:約2週間
  • 施工期間:約2週間
施工した工務店
株式会社 ホームランド 住所:福岡市中央区薬院2-4-15 TEL:0120-724-112