斬新な間取りでオシャレに子どものための工夫も満載

東京から地元・福岡に転勤するタイミングで、自分たちの家を持ちたいと考えたHさん一家。シューズメーカーでディレクターを務めるハイセンスなご主人と奥さまの価値観に合ったのは、自分たちの好きなようにカスタマイズした家。自然と、中古マンション＋リノベーションという選択になったそう。 リノベーションを依頼するにあたり、複数の会社から話を聞いたご主人。その中から［リノベエステイト］に決めた理由を「ショールームやプランを見て、感覚的に合うなと感じました。引っ越さなければいけないので、子どもたちのテンションが上がる家にしてあげたいという思いがあり、分譲住宅にはなさそうな間取りを提案された時にいいなと思いましたね」と回想する。

［リノベエステイト］代表の松山真介さんも「マンションの１階だからこそできる特別なデザインがあると思いました。壁面が全て窓だったので、断熱性を上げるために二重窓にしたり、床暖房にしたりと、機能面の改良も行っています」。 家族が集まるLDKは、床暖房対応のナラの床材や木製の家具が主役。その温かい雰囲気をアイアン調の照明やテーブルの脚がグッと引き締め、洗練された空間だ。一方で、子どもたちのことも考え、喜びそうな仕掛けも施した。その一つが、リビングのハンモック。そして、子ども部屋の扉は黒板塗料で仕上げ、落書きし放題に。この子ども部屋はいずれ２部屋に分けられるよう、将来的な目線で設計されている。「新しいお家は好き？」という質問に、娘さんはにっこり、大きくうなずいた。

見かけだけじゃないんです使うたびに感じる、高い機能性

私のリノベオーダー01「新築物件にはない間取りで子どもたちを喜ばせたい」

子どもたちのテンションが上がるような、斬新な間取りにしたいとお願いしました。玄関には、靴や趣味のアイテムが飾れる棚も設置してもらいました。

玄関を土間にして、手洗い場を設置。トイレは独立型と脱衣所隣接の二カ所に増設。大胆な間取り変更で、使い心地は◎に。

「あったらいいな」がホントにあるって嬉しい

「私からお願いしたのは、〝トイレを二つつくってほしい〟ということだけ。それなのに、キッチンの小窓から子ども部屋が覗けたり、壁にマグネットが貼れたりと、細かなポイントに使う人への気遣いが施されていて、とても使い勝手がいいです」と、想像以上の仕上がりに嬉しそうな奥さま。完成から１年。実際に住んでみても「こうしておけばよかったとか、これはなくてよかったということがないんです」と、高い満足度を維持している。 シックな大人の空間を得意とする［リノベエステイト］が手掛ければ、ファミリー世帯の家もここまで研ぎ澄まされる。既存住宅には絶対ない小さな仕掛けが、家族みんなを笑顔にする。

私のリノベオーダー02「固定概念を捨てて考えた本当にほしいもの」

トイレを二つ設置して大正解でした。一つは独立型、もう一つは洗面・浴室と隣接した場所に。朝、渋滞しないだけでなく、お客さまが来たときに洗面・浴室を見られなくてすむのも助かります。