古民家が教えてくれる、 新しい景色と癒しの時間。

今も息づく140年前の大黒柱と、松の梁。
レトロな「和」と洒落た「洋」が調和する空間。
福岡では珍しく、貴重な存在である
古民家のリノベーションモデル住宅を覗きに、
ハウスランド社の「風のくら」へ訪れました。

展示場

昔ながらの古民家には、
洋風なものも受け入れる
懐深い魅力がある。

リビングから眺める、玄関先の土間風景にうっとり。「細かい部分まで職人さんの手仕事が行き届いた家は、見応えがあって飽きがこない。良い意味でアンフォーマットだから、表情が豊かで味があるんです」。三上さんの言葉に納得!

ハウスランド社が手掛ける「風のくら」は、築140年ほどの古民家をリノベーションしたモデル住宅。躍動的で立派な梁と、木に包まれた癒しの空間が広がり、新築では表現できない〝長い時の流れ〟や〝日本の侘び寂び〟を感じ取ることができる。さらに、玄関先にはもともとの土間スペースを活かし、イタリア製のタイルを敷き詰め、壁にはスペイン産の西洋漆喰、インテリアにアイアンのシャンデリアや色ガラスなど、洋風のエッセンスを随所に散りばめている。

同社の代表・三上さんによると、築100年もの古い日本家屋は、インターナショナルなポテンシャルを持つという。「なぜなら、昔の古民家は〝本物〟と呼べる天然素材で作られているからです」。スイスをはじめ、ヨーロッパの田舎にも「風のくら」のような家屋があり、その土地の自然のものを材料にして、伝統技法で作られている。国は違えど、家づくりの根っこ部分が共通しているので、これらの和と洋をミックスさせてもバランスが取れて、調和するのだ。実際に「風のくら」を覗いてみると一目瞭然。日本の古民家には、洋風のものを受け入れる“懐の深さ”があることがわかる。「こういった感覚をここで直に体感しながら、自然素材が与える癒しや居心地の良さも味わってほしいですね」と三上さん。また、「空間演出として、重厚な太い梁や小屋裏などを開放し、建物構造など昔のありのままの姿を見せるのがポイント。そうすることで深みのある趣が家中に広がり、ロマン溢れる佇まいへとクラスアップしていくでしょう」と、古民家のリノベーションのコツを教えてくれた。

この先も長く、快適に
古民家で過ごすために。

受け継いだ家を壊したくない、なんとか残したいという声が多い一方で、それを巧みに再生できるリノベーション会社は意外と少ない。新建材や工業製品を使ってリフォームする会社もあるけれど、残念ながらレトロな空間にはミスマッチとなる場合も多々…。やっぱり古民家には、土や石、無垢材など自然のものがよく似合う。そうした方が空間の雰囲気がぐっと増すし、建物の価値も上がるはずだ。

ハウスランド社では、古民家のネックポイントと言われる〝寒い・暗い・じめじめ〟の3要素を払拭するために、最先端テクノロジーを取り入れている。結露を防ぐためにペアガラスを使ったり、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように断熱材を敷いたりなど、古民家の暮らしを快適にする最新技術を搭載。そして、内装はできるだけ昔ながらの姿を壊さないように、無垢材やスペイン産の西洋漆喰、伝統技法の浮づくりの床などで癒しの空間を演出し、洗練された洋風のディテールを見事に融合させている。「100年もの時を感じるような空間を、私たちらしく表現したいです」と三上さん。同社なら、古民家の良い部分を残しながら、今までになかった新しい魅力を膨らませ、帰ってきたときにホッと癒される住まいへと再生してくれるに違いない。古民家を知り尽くす建築士と、心くすぐるセンスとアイデアを持つインテリアコーディネーター。そして施工の要となる、熟練の大工。頼もしいパートナーが、しっかりここにいる。

リビングの板の間は、小国の杉を使った浮づくり仕上げ。引き戸にはフランスの色ガラスを取り入れている

このリノベを手がけた会社

  • 株式会社 ハウスランド社
  • 春日市天神山2-83
  • 092-922-8771
  • Webサイト
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