
“子どもと一緒に暮らす”を
考えた、理想の間取り
“いつでも子どもの姿が見えるように”。
子どもとの暮らしを真剣に考えた結果
広々としたリビングが主役の空間が完成。
お母様から受け継いだ 和家具の似合う家
部屋が細かく仕切られた、いわゆる「昔ながらの家」に暮らしていたTさん。子どもがよく動く年齢になり「常に子どもの様子が見えるような間取りにしたい」と、リノベを決意。「キッチンが1階の1番奥だったので、ごはんを作っている間どうしても子どもから目を離さなければならず、長時間続けてキッチンに立っているのが難しい状況でした」とTさん。そこで手にとったのが、こちらの『フクオカリノベ』。その中から理想としているデザインに近い、サードカフェにお願いすることにしたのだそう。「デザインはもちろんですが、人件費、広告費などのコストを削減し〝低コストなのにより良い住まい〟を実現しようとしている桐谷さんの考え方に共感しました」。
ご要望は、広いリビングと、リビングが見渡せるキッチン。そして、お母さまがコツコツとコレクションしていた家具を活かすデザインだった。「母が収集していた和家具にも似合う、かつ、ナチュラルなデザインをお願いしました。重くて扱いに困っていた一枚板テーブルは、床の間の床板や窓の膳板に生まれ変わりました。そのほか、和紙風のクロスを取り入れていただいたり、ところどころに和のテイストが効いたデザインになりました」。
実際に暮らしてみると、収納が増えたことに加え、段差がなくなって掃除もしやすくなったのだそう。デザインはもちろんお母様が残した思い出の品や家族の想いに寄り添って細かいディテールにも配慮された理想の住まいが完成した。

