こんな家の買い方もある。 “ヨカイエ”から始まる新常識。

1980年福岡県田川郡出身。株式会社ヨカイエ(リノベ不動産博多山王店)代表取締役。中古マンション、戸建のフルリノベーションを特に得意とする。「どんなにオシャレな家を作っても住めば当然慣れてきます。『将来何がしたいのか』、そもそも何故『家が欲しいのか』。住んだ先の長い人生プランを改めて整理することが、大満足のリノベの第一歩だと思います」
一貫してまかせられる〝不動産〟と〝建築〟のプロ
中古リノベーション業界に新風を吹き込む一人の匠がいる。『株式会社ヨカイエ』の宮下剛さん。長くリノベーションコーディネーターとして活躍し昨年独立。中古マンションだけでなく戸建にも強い。不動産と建築の両目線をもつプロだからこその安心感で、物件選びからファイナンスまで〝ワンストップソリューション〟で頼める。同社の特徴は大きくこの2点であるのだが今、中古リノベを検討されている方は、とにかく同氏に会ってほしい。的確なアドバイスに膝を打ち、最も重要なリノベの先にある〝暮らし〟を深く想像できるはずだ。「家はゴールではないですから、ただお金をかけておシャレにすればいいというわけではありません」。宮下さんはヒアリングに時間をかけ家族構成や趣味はもちろん〝将来何がしたいか〟を特に掘り下げたファイナンス的視点でも理想に寄り添う。「時には現実的意見もズバリと言いお客様がクールダウンすることも大事。とはいえリノベは一生に一度の3カ月間ですから楽しまなきゃ。共に悩みアイデアを絞り出しましょう」。続けて「いい物件をスピード感をもって案内できるのも強み。リノベーションとの相性もあるので、物件選びからぜひおまかせいただければ」と話す。昨今「地方の空き家を再生し市場に戻す」取り組みにも注力する宮下さん。今春自ら手がけた新オフィスで温かく迎えてくれる。
ルーフバルコニーの解放感 注ぎ込む陽光が気持ちいい
サーフィンが趣味のSさんのオーダーは「カリフォルニアスタイル」の家。物件を見つけるところから宮下さんに依頼した。「『広い“ルーフバルコニー”が付いた中古マンションをフルリノベーションしたい』。しっかりと持っていたSさんのイメージをブレなく把握するためヒアリングを重ねました」と宮下さん。サーフボードラックやエイジング加工を施した白い板張りの壁、マリンランプも随所にあしらうなど海辺の家のような雰囲気を演出した。「デザインはもちろん、先にある“心地よい暮らし”が最重要。機能的な収納や動線、予算面についてもしっかりアドバイスさせていただきました」
お客様の理想の暮らしとは何か? じっくりと対話する新オフィス
博多区山王にある『株式会社ヨカイエ』のオフィスも宮下さん自身がデザインを手がけたもの。お客様との打ち合わせはこの部屋で行なう。「あくまでオフィスですのでゴチャゴチャせずに極力シンプルに。床材はオーク、天井にはウエスタンレッドシダーを使っています。床材は昨今太めのものが主流ですが、私的には“細め”も好きですね。しっかりとした木を使えば、上品でスタイリッシュな雰囲気になります。一方、壁の白いサブウェイタイルは大判のものをあしらっているのもこだわりです」
OFFICE DATA
- 株式会社ヨカイエ
- 福岡市南区塩原2-6-5 ホワイトキャッスル大橋1F-A
- 092-553-6988
- Webサイト