ノベの

リノベスタジオ

徳山 武
1969年生まれ、北九州市小倉北区出身。中学生の頃、夏休みに友人と作った船の模型がものづくりの原点。社会人になり、様々な業界に携わる中で店舗の内装を機に建築の世界へ。現場での経験を積み重ねリノベーション専門の会社を立ち上げる。モットーは「生活を楽しむを創る」。一人ひとりのライフスタイルをくみ取り、悩みを解決し、最適なリノベーション方法を提案する。

家族全員が心地よく健康で豊かに暮らせる住まいを提案!

施主と大工を繋ぐ
翻訳者でありたい!

「子どもの頃からモノづくりが好きでした。高校を卒業後、東京の一流ホテルに就職。それまで見たことのない世界を経験し、その後、地元・北九州に戻りました。戻ってきてからは、物流会社や住宅設備の営業を経てアパレル業界へ。店舗の内装を経験し、この業界に興味を持ちました」と、徳山さん。

そのときに感じたのが、お客様と大工さんの間に立つ〝翻訳者〟が必要であることだったとか。徳山さんは、施主の希望を大工さんが理解しやすい言葉に置き換えて伝えることが、とても大切だと感じ、〝翻訳者〟になろうと考えた。

「施主さんと大工さんが直接話すと、意図が伝わりづらく、できることもできなくなってしまうケースも少なくありません。また、大工さんからできないと言われたことでも、どうすれば可能かアイデアを出し合い、着地点を見つけられます」。

リノベーションをしたいと思っても、何から始めたらいいのかわかりづらいもの。本当にリノベーションがいいのか(新築や中古物件の購入の方がいいかも?)、優先順位は何なのか(場所?広さ?予算は?)など、ざっくばらんに話しをしながら、最適なプランを提案してくれることが、[リノベスタジオ]が支持される理由となっている。

 

 

 

 

潜在的なニーズを引き出し
想像を超える提案を!

2020年春以降、新型コロナウイルスの感染拡大によって人々の暮らしは大きく変わった。テレワークも普及し、自宅で過ごす時間が増えたことで、住まいの在り方も少しずつ変化をしている。

「この1、2年で増えているのは、書斎やワークスペースなど、一人になれる空間のニーズです。一方で、キャンプやBBQなどアウトドアなどに出かける人も増え、それらの道具の収納するスペースも必要です。お客様と話していく中で、お客様は表現できないことを聞き出して、想像を超える提案をしてあげると、お客様も喜ばれますね」と、徳山さん。

たとえば、ご主人が「書斎がほしい」と言ったときに、子どもが勉強部屋として使えたり、奥さまの作業スペースにしたりと、家族全員にとっていい結果になるような提案を心がけているそう。

また、水回りに関しては、従来のメーカーのもののみならず、業務用厨房を活用した造作も手掛ける。既存のシステムキッチンの方が収納もしやすいが、棚に何を飾るかでよりオリジナリティが出るのだそう。洗面化粧台にいたっては、施主の90%以上が造作とのこと。

「かつては買ったり借りたりした家に備え付けのものを使うことが当然でしたが、ここ数年は自分たちの心地いい空間にしたいという方が増えています。より自由になってきていると感じますね」。
対応エリアは下関や日田、田川、飯塚、福岡市内など福岡県近郊。まずは気軽に相談にショールームを訪れ、相談してみてほしい。

Works File 01

長い歴史が紡がれた 味のある古い長屋の一軒。既存の建物の良さを残しつつ 家主のセンスあふれる空間に!


ジャンル問わず古いモノが好きなKさん夫妻が選んだのは、実家の隣に残る築70年超の長屋の一軒。現在は中・高校生の息子さんたちは、いずれ巣立っていくと考え、夫婦のこだわりを詰め込むことにした。1階はダイニングキッチンをメインに据えた誰もが気軽に立ち寄れるオープンな造りに。2階は主寝室と多目的な子ども部屋のプライベート空間に。工事を進めていく中で現れた古い梁を活かすなど、夫妻のセンスがあちらこちらに散りばめられている。

BUILDER DATA

リノベスタジオ
住所 | 北九州市小倉北区片野新町2-1-4
電話 | 093-383-8815
公式HP | リノベスタジオ