お客様とのコラボで
個性と愛着のある住まいを

福岡県出身。九州芸術工科大学卒業後、設計事務所等で勤務。ホテルなど多くの事業系物件も手がける。東京等での仕事を経て帰福。現在は《リノベスタイル》プランナーとして坂口氏とともにお客様のライフスタイルに寄り添ったデザイン・設計を行なっている。
熊本県出身。一級建築士、一級建築施工管理技士。九州芸術工科大学大学院修士課程終了後、大手不動産会社、広告代理店等の勤務を経て、2016年にリノベスタイル株式会社を設立。コミュニケーション分野と空間分野の融合を強みに、国内外で様々な物件を展開中。
お客様の希望をカタチにした
商品性の高い住まいを創造
お客様の個性を生かしながら、個別のリノベーションやマンション再販を通して「カフェのようなリビングで暮らす毎日」を提案する《リノベスタイル福岡》。代表・坂口敬司さんとプランナー・笠英俊さんに、お話をうかがった。
「私たちの中で、よく〝作品か商品か?〟という話になるのですが、私たちが手がける住まいに関して、作品という気持ちはありません。とがったデザインというよりも、日々の暮らしがワクワクできるような住み心地がいい空間でないと意味はありません。お客様とのコラボレーションで作りあげるものだと思っています。性能、技術、デザイン性、住み心地…すべてに満足していただける〝正統派リノベーション〟を目指してます。それは、結果として、商品性が高いものになるのだと思います」と坂口さん。
「お客様にとっても一般的にも“商品性が高い”ということは重要ですね。住まいは資産でもありますし、転勤などによってどなたかに賃貸することもあるわけですから。私がマンション再販物件のデザインを行なう時、その街が持つ雰囲気を把握し、オンオフ限らず住む方がどんな生活をするのか具体的にイメージしながら組み立てていきます。私自身がミッドセンチュリーが好きなものですから、多少はそれが反映されているかもしれませんね(笑)」と笠さん。お二人の住まいに関する想いは、モデルルームで体感できる。
昨年は『レノバライフプロジェクト』をスタート。これは様々な分野の企業やスペシャリストが集結し、相談会やセミナーで〝福岡のリノベーションを盛り上げよう〟というイベント。今年も六本松蔦屋書店他で開催予定(詳細はHPを)なので、リノベーションについて気軽に相談することができるチャンスだ。
現在、西鉄沿線および地下鉄沿線を中心に一人暮らし向けにリノベを施した再販マンションを多数準備中。福岡でのお二人の活躍から目が離せない。
温もりと明るさにあふれる カフェテイスト満載の 常設モデルルーム
地下鉄桜坂駅近くの高台に建つマンションの9階にあるモデルルームは、昔ながらの和室もあった3DKを1LDKにフルリノベーション。《リノベスタイル》のコンセプトである〝カフェのようなリビングで暮らす毎日〟が体感できる空間だ。「開放感と、心地よくてワクワクする雰囲気を感じていただきたいですね」と坂口さん。木を使った造作のアイランドキッチンの横には、やはり造作で同じ高さのキッチンカウンターを配置してDKの一体感がアップ。仲間が集まっての楽しいパーティーが目に浮かぶ〝集うキッチン〟だ。また、玄関とキッチンの間に置かれたパントリーなど生活動線も考えられており、楽しさと暮らしやすさを両立。
405万円で実現! コストを意識した カフェスタイルのリビング
間取り変更を伴いながらも、この予算で仕上がっていることに驚いた!回遊性を持たせたリビングは巨大な梁をデザインとして活かしつつ、ポップなクロスや家具で全体をカフェスタイルに統一。単に「価格の安さ」を志向するのではなく、日々の生活をワクワクさせるデザインにした上で、コストをしっかりコントロールしている点こそプロの矜持だろう。失礼な感想かもしれないが、普段着で生活をしても毎日がオシャレな心地で暮らせるナチュラルな空間だ。
OFFICE DATA
- リノベスタイル福岡株式会社
- 福岡市中央区大名2-11-19 第一赤坂門ビル2階
- 092-732-3151
- Webサイト