リノベーションのQ & A

「これから家を持とう」と考えている人にとって、 欠かせない選択肢の1つとなりつつあるリノベーション。 でも、そもそも、リノベーションって、何? どんなパターンがあって、どれくらい予算がかかる? 今とこれからの福岡のリノベーション事情は? そんなお悩みに、ズバリ、お答えします!

そもそもリノベーションって、なに?

中古住宅の内装・外装を、住む人のライフスタイルに合わせてアレンジしたり、設備や機能を時代に合わせて刷新しながら、快適な暮らしを実現できる住まいに再生すること(マイナス地点からプラス地点へ)。ちなみにリフォームとは、中古物件を新築時の状況に戻すことを言います(マイナス地点から0地点へ)。

新築物件と中古物件、 どちらがおすすめ?

新築物件は、やはり何もかもが新しい。古いものが苦手な方は、最初から新築を狙ったほうがストレスなく暮らせるのではないでしょうか。一方、中古物件は、もうすでに建物がそこにあり、周りの環境や、光・風の通り方などを事前に予測できるところがいい。また都心の駅近くになると、中古物件が増えてきます。

リノベーションの予算っていくらくらい?

平米あたり約10万円と考えるのが妥当なライン。ちなみに当社の場合は、300万、500万、800万と3つのプランを用意していて、300万は水周り2ヵ所と壁紙・フローリングなどの内装、500万で水周り全てと間取りの一部変更、800万でスケルトンからのフルリノベ、といった具合です。もちろん、既存のものを活かす箇所が多ければ予算は減りますし、特別なものを持ち込みたい時は追加予算が加わります。

リノベーションのメリット・デメリットは?

メリットは、極端に言うと、「取っ手ひとつ」から好みのものを選ぶことができ、他にも「靴が多いからシューズクロークを作ろう」「本が多いから壁面を本棚にしよう」など、それぞれのライフスタイルに合ったデザインを家に反映できること。デメリットはやはり、家の築年数と立地は変えられないということでしょうか。

リノベーションでできないことは ありますか?

駆体のつくりによって、壁が取り払えない、柱が取れない、といったことがままあります。またマンションリノベの場合は、外壁に関わる部分、例えば「窓」に関しては共有部分となるのでほぼ変更することができません。一方、断熱や防音といったものは予算によって可能です。

リノベーションを選んだ人の共通点は?

初期の頃は、クリエイター、ドクター、経営者など、感度が高い方、お金に余裕がある方が多かったのですが、最近は、幅広い方がリノベーションにチャレンジしているように思います。安心安全な家を買おうという方の中にも、リノベーションを選ぶ、という人が増えています。 (松山さん) これから子育てが始まる方、また子育てを終えられた方からのご依頼が多いです。やはり家族構成が変わるタイミングで暮らし方も変わる。それに合わせて家のカタチも変えたいと望む方が多いのではないでしょうか。

リノベーションの依頼先はどうやって決めたらいい?

リノベーション会社にも、戸建が得意、マンションが得意、古民家が得意な会社があります。またインテリアテイストにしても、ラグジュアリーな感じ、シャビーな感じなど様々。それらを比べて自分に合ったプレイヤーを見つけるのがおすすめです。(松山さん) まずは資料を5社くらいから取り寄せてみて、どんなテイストなのか、リノベーション後のメンテナンスはどのように行っているかなどをチェックし、そのうち3社くらいに絞って、実際に訪ねてみるのがおすすめ。担当者との相性も大切な要素です。

ズバリ今、福岡でリノベーションする人は 増えていますか?

増えています!

リノベーションするに値する築年数を迎えたマンションが増えていること、中古マンションは資産価値が下がりにくいこと、ライフスタイルが多様化していること。また福岡は全国的に見ても都市力が向上している場所なので、今後もここで家を持ちたいという方は増えていくと思います。