家族の「好き」がつまった個性豊かな一体空間
マンションスタイリッシュなのにほっとする空間づくり
マンションリノベならではの躯体現しの天井や大きなアーチの壁、ラーチ合板を使った建具など好奇心をくすぐるデザインポイントが詰まった、個性的なT邸は、リフォーム済み物件を自分達の思い描く暮らしにフィットするようにリノベーション。
住まいの主役はダイニングキッチン。モールテックスで仕上げた壁とステンレスキッチンの無機質さが背景となって調理道具や手仕事のうつわやカゴが引きたつ。「これまで愛用してきたお気に入りのものを飾りながら、使いたくて」と奥さまが笑顔を見せる空間は眺めているだけで楽しい。
隣接するプレイルームでは、好きな音楽をかけながら雑誌を手にくつろいだり、グリーンの手入れをしたりとリラックスして過ごせる。LDKだけでなく、住まいのあちこちでご夫妻やお子さんたちのお気に入りのモノが、愛嬌たっぷりの存在感を発揮していて自然に心が和む。
ブラックで引き締めたR下がり壁と塩ビタイルで雰囲気を切り替えて、ガラス戸の室内窓が開放感と採光を確保
主寝室とキッズルームを兼ねた一室は、お子さんの成長に合わせて間仕切りできるように、可変性を持たせた。家族の気配が緩やかにつながる空間や、ぬくもりにあふれた生活感が心地いい。
理想のイメージと+αの提案をカタチに
Tさんご家族がマンションリノベしたのは3年前。「タカノホームさんのモデルハウスを見学して、雰囲気や雑貨のセンスに惹かれて。それと、物件探しからリノベーションまでワンストップでお願いできるところが決め手でした」とご夫妻。お子さんの校区や通勤の利便性、予算面を考慮し、最終的にマンションリノベを選択。
ファイリングしていた理想のイメージを伝えて、提案されたのはウォークスルーのファミリークローゼットを中央に、家全体を回遊動線でつなぐ間取り。
「大きなアーチの壁や回遊できる間取りの提案は斬新でしたが、これが使いやすいんです!」。以前の住まいで悩みの種だった湿気や結露も、玄関まわりの壁を漆喰に、窓を二重サッシにしたりと対策して解消。「工事中、プレイルームの床の見切りを真鍮にしたいと後からお願いしてみたところ、大工さんが対応してくれて嬉しかった」とご主人も振り返る。
スタッフの親しみやすさも高評価だった[タカノホーム]。実現したい暮らしの質感やディテールまで何でも相談してみて。
PHOTO GALLERY
- 施主さんへのQ&A
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リノベーションを選んだ理由は?
戸建てかマンションかで迷っていたところ、立地条件を優先してマンションに。さらに、自分たち好みの内装にするためにリノベーションしました
- リノベーション情報
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- 設計:タカノホーム
- 施工:タカノホーム
- 築年:約32年
- 竣工:2020年
- 延床面積:85.76(約26坪) ㎡
- 家族構成:4人(夫妻+お子さま)
- 設計期間:約3カ月
- 施工期間:約4カ月
- 施工した工務店