家族3人と猫3匹が快適に暮らす和モダンな家に再生しました
戸建てコロナ禍が長期化し快適に過ごせる家に!
今から約5年前、かつて叔母が暮らしていた住宅を父から譲り受けたIさん一家。そのタイミングで傷んでいたところをリフォームしたものの、いずれは大掛かりなリノベーションをしたいと考えていたという。
コロナ禍が長引いていることもあり、快適に過ごせる空間づくりをしたいというのがその理由だ。家族構成はご夫婦と高校生のお嬢さん。2階の寝室と子ども部屋はそのままに、1階部分を大幅に変えることにした。
「いちばん意識したのは家事動線です。キッチンの横に洗面化粧室、浴室とつなげて、流れるような動線をつくりました」と、奥さま。オーブンや炊飯器などの家電専用の収納棚を設けたり、ガスオーブンを導入したり。もともと料理好きで、最近はお菓子づくりにハマっている娘さんも喜ぶキッチンが完成した。
地元に根ざした企業に安心感を覚えました!
介護福祉士のご主人と、歯科衛生士の奥さま。ご主人は地元消防団、奥さまは町議会議員として、地域に根ざした活動を行なっている。公私ともに多忙な日々を送っているが、自宅にいるときくらいは、好きなモノに囲まれてゆっくりと過ごしたいと、家族が集える広々としたリビングを設けた。
そして、家族の一員である3匹の猫も、快適に過ごせるよう、階段から続くキャットウォークを設けたり、爪を立てても気にならないよう腰板を付けたりと、さまざまな工夫が施されている。一方、ご主人は集めているスニーカーを収納するシューズクロークを希望。それ以外の部分は、もっぱら奥さまにおまかせだったとか。
そもそも、[パワーハウス]との出合いは、近くにモデルハウスがあったこと。「外観がオシャレで気になっていました。ホームページを見ると、歴史ある建設会社のグループ企業で、口コミの評判も良く、地域密着であることも心強く感じました」。
猫にとっても快適に過ごせる家に
家族はもちろん、家族の一員である猫も快適に過ごせるようにしたいと考えたIさんファミリー。抜け感のあるスリット階段は、特注で設え、キャットウォークに繋いだ。「娘も高校生になり、小さな子どももいないため、手すりはアイアンでスッキリと見える階段にしました。
また、以前はキャットタワーを置いていましたが、今回はキャットウォークを作り、猫たちが楽しく運動できるようにしています」。また、南側にはサンルームを増設。雨が降ったときなども洗濯物が干せて、晴れた日は猫が日向ぼっこをしながら寛いでいる。
「帰宅して猫が寛いでいるとホッとしますし、休日には娘と一緒にお菓子を作ったり、料理をしたりします。お庭を眺めながら、お菓子や料理を食べていると、とても幸せな気持ちになります」。
一方、独立した洋室が二部屋。一部屋にはピアノが置かれており、お嬢さんが練習をしたり、リモート会議などに使ったりと様々な用途で活用。お嬢さんはファッションデザイン科で学んでおり、作業場としても使えるようにした。また、もう一部屋は客間としても使えるよう、トイレに繋がる扉を設けた。
築45年の家を譲り受けて約5年。長い歳月を経て生まれた味わいは残しつつも、アイアンや木材をバランス良く取り入れ、機能性を高めた和モダンな家へと再生したI邸。「もともとあったものを活かしながら、より美しく使いやすい家にしたいと思っていたので、とても満足しています」と、Iさん夫妻は大満足の様子。
居心地の良いリビングで家族団らんの日々
「リノベーションをしてからというもの、娘との時間が増えたような気がします。居心地が良いので、家族も猫もリビングにいる時間が増えたんですよね」と、奥さまは微笑む。
また、仕事や地域の活動が忙しい夫妻にとって、家事動線を意識した間取りを考え、いつでも洗濯物が干せるサンルームなどを設けたことで機能性も向上。効率よく家事ができるようになったことも、家族で過ごす時間が増えたことにも繋がっている。
リビングのソファに置かれたクッションには〝ROUTE 68 SHIME〟のロゴが入っている。志免町に根付き、志免町のために活動するIさん夫妻の地元愛がひしひしと伝わるインテリアに、心が温まる思いがした。
PHOTO GALLERY
- リノベーション情報
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- 設計:パワーハウス
- 施工:パワーハウス
- 築年:50年
- 竣工:2021年
- 家族構成:3人
- 設計期間:6カ月
- 施工期間:1.5カ月
- 施工した工務店