第一候補は新築戸建て
でも、リノベを知って

レースのカーテン越しに注ぎ込む明るい日差し、そして贅沢な空間使い。お気に入りのＬＤＫを見渡し、「この広さとオリジナルの間取りは、戸建てだったら実現できなかったですね」とご主人は感慨深げだ。

第一子が誕生し、賃貸に手狭さを感じてきたことから、持ち家について夫婦でたびたび話を重ねた。「第一希望は、新築の戸建てでした。ふたりとも中古マンションに、いいイメージがなかったんです」。

しかし、実際に探してみると、予算と希望する立地の両方を叶える難しさを痛感。次に新築マンションを検討したところ、立地には満足できたものの、狭さと値段のバランスが悪く、気にいる物件がなかったという。

「子どもが保育園に通い始めていたので、ある程度エリアを限定して探していました。その中で、広さと価格のバランスを探っていたら、中古マンションをリノベするという選択肢に出合ったんです」。

リノベを知ってからは迷うことなく物件探しをスタート。「人を呼べる家にしたい」という希望があったため、築35年以下に限定してリサーチ。バス停や学校、公園から５分以内、97平米というこの部屋に巡りあった。

リノベプランは
物件で８割決まる

当初、新築戸建てを希望していた理由について、ご夫妻はこう振り返る。「周りの音が気にならない、間取りが自由にできるというイメージを持っていました。職場の人も新築で買っている人が多かったですし。少なくとも、私の周りにリノベをしている人がいなかったので、リノベを知りませんでした」とご主人。

しかし、自分で調べるうちに中古リノベという選択肢を知り、もともと面識のあった［はぴりの］に相談した。「物件探しからリノベまでワンストップでできるところにお願いしたかったし、皆さんにもそれをおすすめしたいですね。

体験して思ったのは、物件でできることの８割は決まるということ。ここだったから、この間取りにできたという実感はすごくあります。［はぴりの］のスタッフさんは、内見しながら、この物件ならこういう間取りにできますよ、と言ってくれるので、そういう点でもよかったですね」。

新築に求めていたものは
リノベでも叶えられた

新築戸建てで叶えたかった２つのこだわりは、嬉しいことにリノベでも実現できたそう。一つ目の「音問題」は、２階だけど下に部屋がない物件を選んだため、周りの音も、自分たちの音も気にすることなく過ごせている。

もう一つの「自由な間取り」は、家事動線、生活動線を重視しつつ、日々の暮らしにストレスを感じさせない広くて明るいＬＤＫを予算内で手に入れることができたので、〝１００％〟と高い満足感。

「建売の戸建てや新築マンションは、間取りが決まっているので、実は自由じゃないんですよね。僕らは割と自由にしたいタイプなので、リノベが合っていたと思います」。

マイホームに対する
価値観にも変化

［はぴりの］との初回面談で「子どもが大きくなっても資産価値が落ちない物件を選び、将来のリセールも含めて、リノベを考えた方がいい」とアドバイスされたことで、ご主人は家を持つことへの価値観が変わったと言葉を噛み締める。

「今は、家は一生に一度の買い物ではないと思っていますね。引越しする必要性が出てきたらその時に考えればいいというぐらい、カジュアルな気持ちに変わりました。特に［はぴりの］は施工実績も多く、テイストのバリーションも多いので、自分の好みに仕上げることができたのだと思います」。

新居に友人らが遊びに来ては、リノベの自由度とコスパの良さに驚くという。先日来てくれた友人は、Ｔさんと同じ年頃の子を持つ３人家族で、建売の新築戸建てを買ったファミリー。

「家を売ってでも、リノベでやり直したい」と、羨望を超え、ある種のショックを受けていたそうだ。「私たちは調べ続けたから、中古リノベという選択肢を知ることができましたが、リノベのことを知らない友人は多い。今後も家を買うことを検討している友人がいたら、家に招こうと思っています」とご夫妻の顔には、笑顔が溢れていた。