
趣味と暮らしが交差する
ヴィンテージライクなリノベルーム。
洋服と音楽をこよなく愛するご主人が心待ちにしていた、
セレクトショップのようなウォークインクローゼットが完成。
好きなものに囲まれて過ごす、Hさん邸にお邪魔しました。
画期的なアイデアで叶えた
機能性とデザイン性の美空間
夫婦二人暮らしのHさん邸。リノベーションのきっかけは、収納の確保だった。ご主人が長年コレクションするCDや洋服の数々がクローゼットから溢れていたので、デッドスペースと化していた和室をウォークインクローゼットに変える〝一部リノベ〟を検討していたという。ところが、『3rdCafe』代表・桐谷さんのアイデアが詰まった間取りプランに惚れ込み、フルリノベーションの決心をした。そこで登場した新しいウォークインクローゼットは、ユニークなロータリー式。ダイニングとリビングの横に4〜5mの細長い収納スペースを設け、壁で仕切りつつも両サイドから入れるようになっている。
「桐谷さんのセンスが私たちの好むテイストにマッチしていたので、打ち合わせから話が盛り上がりました」とご主人。ヴィンテージ調のインテリアの資料を見ながらイメージを固め、ご主人によるこだわりのディテールも反映。床には無垢材を敷き、アイアン調の無骨な家具を取り入れて、ブルックリンのアパルトマンのような住まいが完成した。