
落ち着いた大人の
“上質な暮らし”が叶う家
薪ストーブの前で、ご主人はゴルフのパター練習。
キッチンでは奥さまが窓の外を眺めながら料理を作っています。
ご夫婦がそれぞれの時間を大切にしながら、暮らしを充実させていました。

ご両親の家を引き継ぎ フルリノベーション
ご主人のご両親が暮らしていた築17年の家をリノベーションしたMさん邸。2020年夏、ご夫婦は家族の思い出が詰まったこの家に移り住むことに。「家自体はそれほど古くなく頑丈な造りではありましたが、広いこともあって冬は寒さが気になっていました。暖かく住み心地の良い家にしたいなと思ったぐらいで、最初は間取りまで大きく変えるつもりはなかったんです」とご主人。
Mさんはご夫婦で土木建築関係の会社を経営されており、昔から付き合いがあった長崎材木店にリノベーションを依頼したと言う。「木の使い方やセンスの良さを知っていたので、お願いするなら長崎材木店さんと前から決めていたんです。相談して実際に家を見ていただいたところ、担当の方から『ガラッと変えましょう!』と提案していただきました。そこでおまかせしたところ、全く違うイメージに変わった図面が出来上がって何だかとてもワクワクしましたね」。
機能に頼りきらず、 人にも環境にも心地良く
リノベーション後は1階にキッチンとリビング・ダイニング、寝室、和室、書斎、2階は洋間1室と廊下を活用した読書スペースという間取りに一新し、以前よりもゆとりのある空間に。屋外には広々としたウッドデッキも備わる。「急勾配で怖かった」という階段はリビングの中に移って傾斜が緩やかになった。 「将来的にバリアフリーの家にした方がいいのかなとも思ったのですが、その環境に頼りきるのも善し悪しだとアドバイスしていただきました。元気なうちは階段を登り降りして体を鍛えて、寝込まないようにしているんですよ」と奥さまが微笑む。寒かった室内を暖かくするため、壁に断熱材を入れて窓は厚みのあるものを採用。薪ストーブとエアコンを併用し、天井のシーリングファンによって暖かい空気を循環させている。「暑すぎず寒すぎず、室温はちょうどいいですよ。夏はクーラーを入れなくても涼しいです。〝エコな暮らし〟ができているなと実感しています」。
リビング端の薪ストーブが置かれているスペースは土間になっており、ご主人はここでゴルフのパター練習や素振りをすることが楽しみ。一方、奥さまはリビングの横にある書斎でお裁縫をして趣味を満喫している。「夏には娘と6人の孫が帰省してそれはもう大騒ぎ。ウッドデッキでプール遊びやバーベキューをして思い出を作りました。家族ものびのびと過ごせる家に生まれ変わって嬉しいです」。
