
リノベーションで叶った
ずっと温め続けた夢。
4年前にリノベーションを行なったKさん。
久しぶりにそのお宅を訪ねてみると、
素敵なプロジェクトが始まっていました。
リノベで手にした新空間は 今や、アイデアの宝庫!

2017年に、築約40年のヴィンテージマンションを購入。「100年たっても愛される家」をテーマに北欧スタイルの家づくりを提案する[フーセット]に依頼し、全面リノベーションを行なったKさん。高台にある最上階の角部屋で、西と南からたっぷりと陽が入る広々としたリビングに、イラストレーターとしても活動する奥さまのアトリエを設けた家は、記事が掲載されるや否や、「わが家もこんな風にリノベーションしてみたい」と大きな反響を呼ぶことに。 そんなKさんの家を今回、久しぶりに訪問。聞けば、「リノベーションを経て、始めたことがあるんです」とのこと。
お邪魔すると、心地よい光に包まれた雰囲気はそのままに、床のパイン材は、まるで小学校の床のような味わい豊かな風合いに。そして、部屋いっぱいに気持ちよく光を巡らせる白い壁には…凧? 「そう、凧(笑)。実はここで2020年から、「おとなとこどものための絵画・造形教室を始めたんです」。
東京で絵を学び、その後は福祉施設などでも、子供たちがアートに触れる場に立ち会ってきたKさん。いつか機会があれば、誰もが気軽に創作活動ができる場を持ちたいと考えていたそう。そして4年前、リノベーションでこの空間を得たことをきっかけに少しずつ温めてきた夢が、ついに実現! 「リノベーションって、暮らしだけでなく人生も変える力があるんです」とKさん。水〜日曜に開校中の「シロズク画工室」。一家にとって居心地抜群の空間は今や、毎回、わくわくしながら訪ねてくる生徒たちの笑顔でいっぱいに。

